今年は海外旅行をすることにした。
ニューオリンズはジャズが好きな人間なら
誰でもが一度は訪れたいと思う土地である。
ところが旅人が訪れると、そこは予想を遥かに
超える街であった。
こんな感じのジャズの街並みを期待していた。
Bourbon通りと呼ばれている。
その名前のようにビールやカクテルを飲みながら
歩いてよいのだ。
通りの両脇からは生の演奏が聞こえてくる。
それに負けないほどの路地でのパフォーマンスも
面白い。
私が求めていたものはミシシッピー河である。
西部劇に出てくる蒸気船に乗りたかったのだ。
ニューオリンズの街はミシシッピー河に沿っている。
最初に見た河の景色である。
ゆったりと流れていた。
朝早く目が覚めたので散歩していたら、
太陽がミシシッピーの対岸から昇ってきた。
しかし雄大な川の流れが湿気を帯びて蒸し暑さに
まいりました。
そして再び午後からはジャズの街へと出かけた。
有名なBBキングのお店ではみんなが踊り出した。
様々な人種がやって来て明るいうちからワイワイ騒ぐのである。
このジャズの店の周辺は通りのはずれにある。
結構、期待していたジャズの店を見つけた。
BBキングの店である。
昼間から生演奏でジャズをやっていた。
気に入ったらバケツにチップを入れるようになっている。
これは地元のお勧めのジャズシンガーのお店である。
意外と白人のミュージシャンが多い。
彼女は全身に刺青というかTATOOをしている。
ほとんどの店が入場料を取らないのが良い。
気に入った店に入って一杯飲むだけでジャズのハシゴが出来るのだ。
そして圧巻は黒人のストリートパフォーマンスである。
ポリバケツをドラムに仕立てて叩いている。
もちろんそれに負けずと白人の変なおじさんも頑張っていた。
小学校に入る前からこのように稼いでいる。
この子はシャッターを押したらドラムを止めて、
チップをくれと言ってきた。
Bourbon通りでもっとも人が集まっていたのは
14歳の男の子である。
もうプロとしてやっていけるような感じである。
興に乗り、バチさばきを披露したが、上に投げたバチを
手から落として恥ずかしそうにしていた。
いやはやどこでも「変なおじさん」はいますね。
この近くにも若い娘が裸でペインティングしていました。
皆さんのためにシャッターを押しておけば良かった。
そして最後は南部料理です。実はここはフランスやスペインに
支配された影響で料理も独特な食文化を持っているのである。
ソウルフードの店を尋ねたら勧められたのが、このお店である。
左下はガンボ料理、右下はRed beans & riceにチキン、
左上はBBQリム 右上はピーマンに肉詰めしたもの。
なんといってもOysterが美味かった。
1ダースで19ドル。
もちろんステーキの店にも行きました。