1月にサンフランシスコでゲシュタルト療法のワークショップを行った。
僕としては10年ぶりのサンフランシスコでのセッションでした。

場所はゴールデンブリッジの反対側にあるSAUSALITOという静かなリゾートの港町である。

日本に毎年来ているモーガンが主宰しているゲシュタルト研究所(Gestalt Institute of San Francisco)で招待してくれた。
ゲシュタルト療法のワークショップで訪れたサウサリートの港町1

ゲシュタルト療法のワークショップで訪れたサウサリートの港町2
(モーガンのアパートから見た朝もやの港町)

参加者は少なかったけれど多彩な人種と経歴であった。

若い黒人の女性は福祉関係のセラピストとのこと。
白人のいる中で家族のワークや個人的なことは話したくないと拒否した。

ロシアから移民した元弁護士で今はタクシードライバーの男性。
彼は妹と友人と一緒に住んでいる。
将来はIT関係に進むと決めたらしい。

トルコのイスタンブールから移住した男性は、自分でセミナーを開催している。
子供のころにアジアサイドから渡し舟に飛び乗ってイスタンブールの学校に通ったことを想い出してワークをした。
セッションの後に英語の彼の著書を手渡してくれた。

白人の若い女性が2人参加した。
その一人は父親がゲシュタルトセラピストで僕が若い時に留学したカリフォルニアの田舎町のフレズノに居るとのこと。
セミナーの後に娘を迎えに来た時に紹介してくれた。

もっと驚いたのは、アシスタントに入って僕をサポートしてくれたルース(Ruth)女史である。
日本で僕たちにゲシュタルトを教えてくれたポーラ・バトム女史の生徒だと分かったのだ。
言ってみれば同時期に学んだゲシュタルト仲間であることになる。

ゲシュタルト療法のワークショップをサンフランシスコで行っている間は毎日この店でランチを取った
(港町にあったコーヒーショップとベジタリアンの食事)

ゲシュタルト療法のワークショップで訪れたサンフランシスコの水鳥
(散歩している鷺が水辺で魚を狙っている)

僕の希望は毎年サンフランシスコでワークショップを開くことである。
今年はその扉が少し開いたようだ。

毎日、港町まで歩いて行きイタリアンのこの店でお昼を満喫した。